ベンダ・ビリリ! 〜もう一つのキンシャサの奇跡

近所にミニシアターがあるってすばらしい。ぷらっとナイト上映を観に行ってきた。


貧困のコンゴ。ポリオを患い半身不随、手作りの車椅子に乗り、わずかな楽器でノリノリの音楽を奏でるバンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」が世界デビューするまでの記録映画。


やっぱり、音楽ってすばらしい!! 悲惨ともいえる貧困と混沌の世界で、音楽を通して子供たちに未来と希望をもたらすため夢をあきらめなかったメンバーたち。そこから溢れ出す生活の詩や手作り楽器で奏でる音楽。思わず一緒に踊りだしたくなっちゃうような音楽とダンスと笑顔がいっぱい。
「人間は死ぬまで生きるしかないんだ」っていうストリートの子供たちの言葉がちょっと切なく心に残った。


※「ベンダ・ビリリ」とはリンガラ語で「外側を剥ぎ取れ=内面を見よ」という意味だそう。

屈強のコンゴ魂

屈強のコンゴ魂