酔いがさめたら、うちに帰ろう。

漫画家、西原理恵子の元ダンナで戦場カメラマンの鴨志田穣の自伝的小説を映画化した作品。

主人公の浅野忠信と、元妻（西原役）の永作博美のコンビがなかなか良かった。

アル中の主人公がそれを克服していく過程で、偏見とか病とか社会とか家族愛とかを現実目線で描いている。強烈なメッセージ性はないけど、悲惨過ぎない分リアルで、なんかちょっと心があったかくなるような、“人に優しく”みたいな、そんな感じ。