天空の城ラピュタ

天空の城ラピュタ [DVD]

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いや、はや、何度見ても良い。

そして、見るたびに何かしら心に響く言葉があったりして。

今回は、「まっとうな海賊」っていうのがいいなーと思った。

財宝を狙う“まっとうな”海賊に対し、本当は何を狙っているのか目的がわからない国の軍隊。人をどんどん殺したりして全然まっとうじゃない。


そいえば、こないだTVの特番でジブリ映画の解説みたいなのやってたけど、ジブリ映画は時代の世相を反映させたり逆手にとったりして、より人々の心に響く作品作りを考えているそうだ。例えばトトロの時は、まだ世の中が景気がよくて常に新しいものが良いとされる時に、自然との共存みたいなものを訴えたかった、とか、魔女の宅急便は、女性が社会で活躍し始めて「キャリアウーマン」とかってもてはやされる時代に、そうはなれなかったけどそれぞれに頑張っている普通の女の子を応援したかった、とか。


ラピュタの公開は1986年。えっと、そのころは…??

愛すべき“まっとうな”ワルたちがまだ世の中にいたことは間違いない。