がんばろう! 日本 スーパーオーケストラ

2011年5月24日(火)
@サントリーホール 東日本大震災復興支援チャリティーコンサート

♪ バッハ/「最愛なるイエスよ、我らここに集いて」BWV731
♪ ベートーベン/歌劇「フィデリオ」序曲
ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18より第3楽章
ドヴォルザーク交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より


んー、とっても楽しいコンサートでした。
席は舞台の後ろの最前列。端っこだったけど、端っこは低い位置なのでまるで自分がオーケストラの一員になったよう。
いつもは背中しか見えない指揮者と向かい合うので、その振りはもちろん、息遣いまで聞こえてくる。そしてその指揮が、…超面白い!!
最初のバッハはオルガン独奏だったので置いておいて、後の3曲はそれぞれ違う指揮者が担当。このチャリティーコンサートの発起人の一人で新世界を指揮した下野竜也さんが言うには、この3人は「指揮者界の森三中」と呼ばれているとか。まさにっ。ぷぷーっ。(笑)
さらに、ラフマニのピアノは盲目の若手天才ピアニスト辻井伸行君が弾いたんだけど、辻井君も…同じ体型(爆) 4兄弟だわ。


今回のオケは普段はそれぞれ別のオケに属しているプロの有志たち。寄せ集めではあるんだけど、演奏もすばらしかった! 特に新世界。あの席で、あの指揮者で聴けて…というより“観られて”幸せだわ。ほんと、音楽を聴いたというより、パフォーマンスを観たって感じだもの。
指揮者だけじゃない、吹奏楽隊の息継ぎが聞こえたり、コントラバス譜めくりがいちいち大変そうだったり、ヴァイオリンがどうやらトラブルで後ろの人とちょっと苦笑いしながら楽器を交換してるのが見えたり、臨場感満載!! もちろん音は前に飛ぶのでバランスはよくないんだけど、なんかいい経験させてもらいました。


いい経験といえば、最後にオケの演奏に合わせて会場の全員が「ふるさと」を歌ったりしたのも、チャリティーならではの素敵な経験だったな。


あー、やっぱり音楽って聴くだけよりするほうが楽しいかもーー。